記憶力を良くする脳科学
こんにちは!ユキコです。
今回は
記憶するのが苦手な方に向けて
脳の仕組みを解説しながら
記憶力を良くする方法をお伝えします。
記憶の仕組みを正しく理解することで
短時間で沢山の知識を覚えることが出来て
いつもより何倍も少ない時間で記憶することが出来ます。
しかし、この記事を読まないと
どれだけ勉強して覚えたつもりでも
すぐに忘れてしまい、
いつまで経っても知識が身に付くようになりません。
脳科学を上手く活用して
効率的に記憶できるようにしましょう!
まず、
「記憶力が良い人」と「そうでない人」の差は
なんでしょうか?
例えば、
同じ機械を持っていても
この機械には
「何が出来るか」
「どう動かせばよいか」を理解し
その通りに動かせる人もいれば、
機械がどのように機能するか分からず
上手く使いこなせない人もいます。
このようにせっかく同じ機械を持っているのに
使い方が分からず、機能を上手く引き出せないのです。
脳の使い方についても同じことが言えます。
「記憶力が良い」と言われる人は
特別な能力を持っている訳ではなく、
脳に関して
「何が出来るか」
「どう動かせばよいか」を知っているだけなのです。
一説によると、
人間の脳が持つ記憶容量は17.5テラバイトと言われています。
これは
新聞に換算すると朝刊の約52.000年分に値します。
それだけの容量を持っているため
「覚えられない」のではなく
「覚え方を知らない」だけなのです!
では早速、
記憶力を良くする方法について説明します。
まず、
脳は覚えることが長すぎると記憶に残りずらいのです。
例えば、
三桁の数字があります。
589
これを見てから3秒後に
目をつぶって口に出してみてください。
恐らくほどんどの方が簡単に出来ると思います。
では、
次に下の数字を見てください。
483029723948
3秒後、
目をつぶってこの12桁の数字を完璧に言えましたか?
完璧に覚えるのは難しいと思います。
ではこうしたらどうでしょう。
4830-2972-3948
少し言えた数字の数が増えたのではないでしょうか?
このように
脳は短い単語で覚えると記憶しやすいのです。
そのため、
長い文章などは短く区切って認識すると
記憶に残りやすくなります。
英単語で考えると、
Wednesday(水曜日)というスペルを
ただ覚えようとするのではなく、
Wed-nes-dayと区切った方が
楽にスペルを覚えることが出来ます。
また、
脳は放置するとすぐに忘れるという性質を持っています。
そのため、
一度記憶した情報は
そのままにすれば
次の日には曖昧な情報になり
その次の日にはもっと曖昧になってしまい
3日目にはほどんど忘れてしまっています。
そのため、
記憶するには「繰り返し」が必要です。
例えば、
Wednesdayという単語を覚えたら
次の日にもスペルを書いてみます。
正しく書けたら3~5日後に、
スペルミスしてしまったらまた次の日に、
繰り返して書きます。
このようにして
繰り返し繰り返し思い出すことで、
段々脳に定着させることが出来ます。
今までの話をまとめると、
➀長すぎる情報は短く区切って覚える
②覚えた情報を何度も繰り返す
という2点が記憶力を良くするコツになります。
今から何か勉強をする方や、覚えたいことがある方は
効率的に記憶するために
「長すぎる情報を区切る」ということを
実践してみてください。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました!